にしあにモジモジ日記 2022.0305(土)

現代人は幕末を乗り切れるのか?

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明日は雛祭りだねぇ。なんてボンヤリ思ってた日の前日。

「ポスターの材料持って来た~」と、町会役員のユカワさんの訪問がありました。

春になると行う、ステーションプラザ集会室恒例の展覧会。

ここ何年かは〝立会川の吟遊詩人・石原雅子〟の写真と〝立会川の折り紙名人・西久保芳弘〟の二本立てだったのですが、コロナ騒動の影響等で新作が生まれない。といいう理由で、石原さんは未発表の過去作品を展示。

そして、新たに墨絵画家のOさん、キルト作家のHさん、ちぎり絵画家のMさんを招いて、4人の地元アーティストのグループ展にしよう。ということになりました。

タイトルは勝手に「立会川アートコレクション(Art collection in Tachiaigawa)」としました。

ど~かすっと都会の品川区なんだけど、港区や渋谷区のようにブイブイ言ってる印象もなく、世田谷区や目黒区や大田区の一部のように〝ごきげんよう文化〟のない、中途半端で親しみやすい立会川界隈には、ステキなアーティストが住んでいるんです。

出来上がったポスターは、近々ここでも発表します。

自身の個性や持ち味を受け止めて、思うままコツコツと作品を作っている人達を、私は心から尊敬しているんです (*´ω`*)

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昨日は、オイラが販促物をこしらえた「発掘! 伝馬町牢屋敷」という展覧会を観に行きました。

メジャーな有名人を使って解りやすく例えると、幕末に吉田松陰さんが捕らえられて、30歳で死罪になった牢屋の発掘物の展示です。

感懐深いものがあるのか、老齢のご婦人や紳士がいつまでもいつまでも展示品を眺めていました。

幕末から明治維新~大正時代に至るまで、日本国は「まったくも~」ってくらい引っ繰り返ったり理不尽だったり滅茶苦茶だったりしていました。

情報が少なすぎてなにが正義なのか誰にも判らない……市井の人達はどっちを向いたらいいのかさっぱり解らないから、取りあえずなんとか日日新聞の記事を読んで判断したり、ヨコハマやコウベ辺りに住んでたお金持ちは〝白人とフェアに商売をしてやろうじゃないか!〟と考えて実践して富豪になったり、ど~かすっと外国と戦争しても勝てるんじゃないか? と思ったり……。

フェイクも含めて情報が多すぎるデジタル情報がある令和の今は、あのころの「んが~! どしたらいいんだ? 誰のなにを信じたらたいいんだ? いったい、どこの誰が正義なのだ? で、正義ってなに?」という混乱を招きにくくなっているはずと思うんだけど、現実はあの頃よかずっと洗脳されているらしい市井の人達。

個人的には秀吉以来の人たらしの商売人。と思っている坂本龍馬が、今の世を観ていたら「しぇからしか!」とか言うんじゃないかいな。

なんてことを思いつつ、愛猫・エヴァにご飯をあげて「エヴァちゃ~ん」なんて猫なで声で話しかける土曜日のにあになのでした(ФωФ)

[写真]タイムドーム明石でのスナップ。

#タイムドーム明石

 

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