にしあにモジモジ日記 2021.1015(金)

常人の100万倍の存在感。

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2週間のご無沙汰でした。

皆さま、ゴキゲンうるわしゅう……で、いいのか?

にんしあにはこの二週間、映画「MINAMATA」を観に行ったり(ここんとこ面白い映画を選んで観ているので寝なくなった)、マンションのお姉さま方と築地魚河岸創業祭を観に出かけたけど休みだったので買い物して海鮮丼食って東銀座のルノアールで珈琲飲みながら三時間粘ってぞろそろと銀ブラしてみたり、女子医大病院まで3ヶ月に一度の定期健診に出かけて血液検査や心エコー等を受けて「異常なし」と言われて帰ってきたり、わくわくコツコツこしらえた企画書やラフスケッチを持って30年くらいお付き合いを頂いている昭島のでっかいカイシャにひとりでプレゼンに出かけたり、8月決算の一広社の決算用の資料をあうあうコツコツこしらえて(にしあには事務シゴトとミョウガが苦手)税理士のイシカワ先生に送ったり、コンタツ株式会社の新しい担当者であるアンドーさまの顔を見に行って「慣れない編集や原稿作りはお手伝いしますので、〝コンタツだより〟の新年号から復刊しましょうよぉ」とお願いしに出かけたり、創刊以来12年くらい担当させてもらっている中曽根平和研究所のPR誌(論文集の様な冊子)をこしらえながら「現役の自称政治家たちは、この組織に参加して論文を発表しているセンセイ方の脳みそをお裾分けしてもらった方が……」などと不遜なことを考えてみたり、愛猫・エヴァのご飯のストックが心細くなってきたので買いに行ったりしていました(ФωФ)

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で、今日は色々済ませてわりかし時間が出来たので、「時間指定のチケットを2枚買ったんだけど、連れのお母さんが亡くなって……」と言うキンちゃんと一緒に、9月初めにイラストレーターのNさんと観に行って以来2度目になる「GENKYO 横尾忠則」を、東京現代美術館まで観に行きました。

1960年代からずっと「グラフィックデザイナーの憧れ」であり続けている横尾忠則という偉大な変人。

劇団 天井桟敷のポスターや期間限定の「週間少年マガジン」の表紙デザイン、TVドラマ「ムー一族」のオープニングムービー等で「なんじゃこりゃ?」な世界が視界に飛び込んできて、圧倒されるやら感動するやらびびるやら……なんのことはない。憧れちゃったのだ。という、デザイナーはビックリするくらい沢山居ることでしょう。

にしあにもそんな十把一絡げのひとりです。

なので、東京大学出版会・刊の、横尾忠則事務所が想定をした本の宣材用リーフレットの依頼が入ったときには小躍りしたものでした。

立会川で独立して5年くらい経ったとき、偶然紀伊國屋書店で見つけた『コブナ少年―横尾忠則十代の自伝』という本を見つけたとき、迷わず購入してその日のうちに読みました。

なんだろな~……日本の漫画界で言えば〝手塚治虫じゃなくて白土三平〟。日本のロック史で言えば〝矢沢永吉じゃなくて忌野清志郎〟。フォークだったら〝高石友也じゃなくて岡林信康じゃなくて高田渡……じゃなくて吉田拓郎……でもなくて井上陽水……ん~……どうしましょう〟の様な、とんでもないカリスマである横尾氏は、愛猫・タマをココロから愛していたようです。

ウチには全然懐かないツンデレの19歳・エヴァしかいませんが、「ずっとネコが好き」という、ひとつだけ共通点を見つけて嬉しがるにしあに。

これからは、彼の愛する「Y字路」と、中高生の時愛していた太宰治が嫌っていたという理由で手を出さなかった「三島由紀夫」を愛してみようかな。

と思った、10月半ばだったのでした (*´ω`*)

[写真]二度目の横尾忠則を観に来たにしあにと、嬉しかったシゴト (*´ω`*)

#横尾忠則

#東京都現代美術館

 

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