ichikosha
子どもはオトナの宝だよ。
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ずっとバイトしてせっせと貯めたお金を胸に抱いて、「正月はちょいとゴーセーなデートに誘うんだ～♪」と思っていたのに、大晦日に電話で振られて大泣きして三学期が始まるまで何も食わなかった高二の冬以来、
「三時間以上クヨクヨしててもなにも解決しない」
と級友Ｇから説教されて肝に銘じた、にしあに社長（バイト代は、Ｇと一緒に戸塚や横浜で全部呑んだった）。
というわけで、先行こ～ ♪ヽ(´▽｀)/
昨日は藤沢市立村岡中学校まで、方南町にある出版社の切れ者で仲良しの編集者であるＫさんを伴って、子どもの性教育や女性のための護身（心）術を教えている橋本明子先生のセミナーを観に行きました（にしあには荷物持ち兼用心棒）。
一年生から三年生まで、20人くらいの子どもがいる当校の特別支援学級。
「性教育セミナー」は今年で三回目だそう。
私は去年も同行したんだけど、生意気そうな知った顔がチラホラ……ああ、あいつ、随分大きくなったなぁ……おおう、女子はたったひとりなんだ……ふ～ん。
☂☂☁
チャイムが鳴ったあと、ハシモト先生の一声。
「さあ、みなさんはこれから聞くお話しを〝科学者〟になったつもりで聞いてください！」
教室に入るなりハンチング帽 & マスク姿のオイラと目があって、ビビって「あ、部屋間違えた」といって扉を閉めた面白い中坊も、落ち尽きなく椅子に座ったり下に寝転がったりそのままひっくり返されたカナブンのようなダンスを踊っていた中坊も、後方に座っているお母さんにずっと助けを求めるような目を向けていた中坊も、初めから「ふふふん♪」っつった表情で男子生徒達を見つめているツンデレ風の中坊女子も、み～んな一斉にハシモト先生の話を聞くこと。にスルッとシフトチェンジしました。
「空気が変わった……なん？ 魔法？」
オイラがこんな日記で言うのもなんだけど、子どもや中坊、特に今回のゲストのように健常人と比べてなにがしかのハンディキャップを背負っている子ども達にとって、「正しい性知識」を教えることはとても大切なことです。
〝オトナ〟は決して聖人ではないので、どんな目に遭うか判らないし、欲望の赴くままに行動したりするととんでもないことになるかも知れないからね。
観てて判ったけど、こいつらみんな、自身に何が足りないか。何が苦手なのか。他人からどういう風に観られているのか。ということをビックリするくらい自覚しているのだ。
彼等が作った図工の作品を観て、また納得したのだ。彼奴らは、なんてことない中学生なのだ。
親や教師が照れてる場合じゃないんです。
正しい性教育を学ぶために、カナダのメグ・ヒックリングさんのところに弟子入りまでした経歴を持つ橋本さんは、自身もふたりの障がいを持つ男の子を育て上げた女傑です。
なので、子ども達へのおはなしを終えたあとのお母さん達向けのセミナーでも、「あの、なにか復習できる本か何かはないのですか？」なんて、時間オーバーで質問が止まない素敵な結果になったのでした。
中坊の時は、級友のヘソ君達と一緒にエッチなことばかり考えていたにしあにだけど、こういうヒトが主体になった、お祖母ちゃんやお母さん（場合によってはお父さんやお祖父ちゃん）と子どもが楽しみながら一緒に学べる、三代四代に渡るロングセラーになるような性教育の本を作りたい。と、心から思った水曜日だったのでした。
20歳代の頃から、したいこと以外で飯を食うにしあに（バイト禁止だった）。を、うんと嫌った亡き妻タデコの思いに感謝しつつ、やべぇやべぇ、いよいよ頑張らなくっちゃいけねぇ……と焦るにしあになのです。
あ、愛猫・エヴァが鳴いている……そろそろご飯をあげなければ（ФωФ）
［写真］セミナーの合間の10分休憩。
質問攻めにあう、若人にモテモテのハシモト先生 (*´ω`*)
★アメーバ版モジモジ日記は
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