にしあにモジモジ日記 2020.1022(木)

にしあには、ミドリが好き。

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おい、相棒、18歳になってからちょっとやばいん? な、愛猫・エヴァのカラダや気持ちを知るための資料があったよ~な……と思って家探り(という言葉があるかどうかは知らない)をしていたら、21歳から22歳の時「Illustration」誌(玄光社)の〝ザ・チョイス〟に応募して、落選して戻って来た絵を物置から発見しました。

探していた『猫の医学事典』と『キャット・ウォッチング 全二巻』は、別のところから出てきた(ФωФ)

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今観ると鼻持ちならないひとりよがりな画風の絵でなんだかイリイリとむかつくけど、上京したばかりでまだイラストのグループ展〝Ginza Illustration Collection〟をやらかす前。都立大学駅から徒歩15分の柿の木坂一丁目にあった〝富士見荘〟で、座り机(知ってる? ほら、太宰治とかが使ってた様な椅子のない机)の前の座布団にあぐらをかいて、毎日カイシャに行って、宣伝会議のコピーライター養成の通信講座の仮題をこなしながら、4Bの鉛筆1本で、当時一枚一ヶ月以上かけて一所懸命描いたものでした。

にしあにに子孫はいないので、放っておくとなかったことになってしまう……折角見つけたので、サイトに載せとこうかな。っと ヾ(〃^∇^)ノ

[写真]お上りさん初期の頃〝西山久昭〟として応募した「ぐりん」1986.03.09.と、「MIDORI」1986.05.11。

イラストボードに鉛筆描きなのに、何故か緑色にこだわったタイトルをつけていた20歳代はじめの青臭い(緑だけど)にしあにだったのでした。

……多分、10代の時に面白がってがむしゃらに読んでいた多くの本の中の、O・ヘンリー作「緑の扉」や倉多江美作「緑の男(うろ覚え)」の影響だと思われる……まいっか……56歳の今になっても、〝ミドリのネコ〟みたいな物語を思いついて書いてるし…… ( ´艸`)

この絵を描いて「根を詰めて好きな絵をきちんと描くこと」の面白さに目覚めたにしあに。

アートは一点物の商品という別の世界だけど、媒体に使うためのイラストレーションの可能性は無限大だよ。プロになれるチャンスの場にもなりそうだし、取りあえず14人の仲間を集めよう。

というわけで、同年代のイラスト描きである、東デ(東京デザイナー学院)と東専(東京デザイン専門学校)のイラストレーターの卵たちと一緒に「Ginza Illustration Collection」を銀座五丁目のギャラリーで始めたのでした(10年後、ホームの画廊が潰れて解散)。

10年の間、とても多くの人達が観に来てくれて、プロになった人や会社を起こした人が生まれて、んふふ~、ホントはタデコから「みんな個性的すぎて我が儘で自分勝手だから、アンタがまとめてよ!」と頼まれたから主宰を引き受けたんだけど……やらかして良かったな……にしあにの青春時代でした (*´ω`*)

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