ジジババにとって補聴器は大事。
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タデコが癌宣告を受けて入院して以来かれこれ六年半、週に5~7回電話で平均30分くらい話す義母。
あまりに日常的なことなのでこの日記に書くことは少ないんだけど、気が向いたのでちょいと記してみよう……。
「もしもしこんばんは~、元気ですか~?」
「うん、元気だよ~」
「よござんした。今日はゴルフ行ったん?」
彼女は、月・水・金の午前中、お仲間とグランドゴルフの練習に行っている。
「行った行った。一昨日は試合があってさ。散々だったよ」
「あははははは~、ざまぁみやがれ (^^)」
「笑いなさんな。でも、いろんなヒトとしゃべれて楽しかったさ~」
「おう、オンナは一日二万語を喋らないと惚けちまうからね~」
「んん~、ここんとこアタシばっかり喋っているんさ~」
☀☀☀
※以下、にしあにはずっと怒鳴り気味の声。
「なんそれ?」
「耳が遠くて、電話のアンタの優しい声(上州女一流のディスり・笑)やオッさんの声が聞こえなくて……」
「オトコの声はキャンキャン声じゃないから聴き取りにくいんだよ」
「うん、耳鼻科のセンセイにもそう言われた」
「言葉ってのはキャッチポールだから、聴き取れないのはつまらねぇぞ」
「そうなのよぉ。なんで、近所の電気屋さんで明日片耳だけはめることにしたんさ~」
「補聴器?」
「え? ああ、ああ、ホチョ~キ!」
「おう、以前はあんなに嫌がっていたっけねぇ」
「お爺さん(義母の父)は沢山持ってたのに、「いろんな音がゴチャゴチャうるせぇ!」っつってて……いつの間にかどっかにいっちゃったんだよ」
「あははははは~。今の補聴器は〝声〟だけ聞こえる様にできてるみたいだから着けてみたらいいよ」
「アンタはアタシにばかり喋らせるし……」
「いくら喋っても聴いちゃいねぇだけだよ! (^^;)」
「やぁねぇ」
「ベーローめ」
「アンタは好い人できたん? さてはモテないの? でもひとりは寂しいから、とっとと見つけなさいな~!」
「あはははは、やっぱ聴いちゃいねぇな (^^;)」
「また、蒲田にお墓参りに行った時は美味しいもんをご馳走してねぇ♪」
「へいへいへい……」
……おりゃ、女性のような近々声が出せないので、練習しようかな。と思った。
にしあにの母と同じく5人兄弟の長女である群馬の義母。
頼り甲斐のある弟である長男が最近亡くなったところまで一緒……。
どう考えても〝富裕層の商売〟としか思えない、真面目な国民の自粛世界がさっさと「ああ、今思うとやり過ぎた。ごめんなさい。すっかり忘れて元通りに生活しても良いんだよ(ФωФ)」と、ソーリよか発言力と影響力のある都知事女史がTVで発言してくれて、嫌がられない東京人として逢いに行きたいもんだなぁ。
と、愛猫・エヴァにご飯をあげながら思ったにしあにだったのでした。
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[写真]ついこないだ、稲毛の植物園で伸びをするにしあに(ФωФ)
#三陽メディアフラワーミュージアム
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